★あ
頭隠して尻隠さず
(あたまかくしてしりかすさず)
うまく隠したつもりでも、ちょっとしたことを隠し忘れて、まわりにわかってしまうこと。
虻蜂取らず
(あぶはちとらず)
欲張りすぎると、かえって何一つ手に入れることができないということ。
雨降って地固まる
(あめふってじかたまる)
悪い出来事のあとでは、かえってうまくいくことがあるというたとえ。
後の祭り
(あとのまつり)
後悔しても遅いこと。
青は藍より出でて藍より青し
(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
弟子が師匠よりも優れていること。
赤子の手をひねる
(あかごのてをひねる)
容易にできることのたとえ。
阿吽の呼吸
(あうんのこきゅう)
二人以上で物事を行うときの微妙な気持ち。また、それが一致すること。
秋茄子は嫁に食わすな
(あきなすはよめにくわすな)
おいしい秋茄子を嫁に食わすなの意。他にも、体が冷えるので大切な嫁に食わすなや、
秋茄子は種が無いので嫁に子供が出来ない事を気遣うことをいう。
案ずるより生むが易し
(あんずるよりうむがやすし)
あれこれ心配するより実行してみれば案外たやすいこと。
危ない橋を渡る
(あぶないはしをわたる)
危険な道を選んで進むこと。
痘痕も靨
(あばたもえくぼ)
ひいき目で見れば、どんな欠点も長所に見えるという意味。
頭でっかち尻つぼみ
(あたまでっかちしりつぼみ)
初めは大きいが、終わりは小さいこと。
当たって砕けよ
(あたってくだけよ)
成功するか失敗するかはわからないが、思い切ってやってみよということ。
悪銭身につかず
(あくせんみにつかず)
盗み・賭け事などで得た金銭は、むだに使われてすぐになくなってしまうこと。
ああ言えばこう言う
(ああいえばこういう)
相手の意見や忠告に、あれこれと理屈をつけて従わないこと。
青菜に塩
(あおなにしお)
人が元気を失ってしおれたようになっていることを表わす。
頭の上の蝿を追う
(あたまのうえのはえをおう)
人の世話をする前にまず自分の始末をする。
会うは別れのはじめ
(あうはわかれのはじめ)
出会うということは、後で必ず別れが来るということ。
麻の中の蓬
(あさのなかのよもぎ)
善良な人と付き合えばその影響で良くなり、悪人と付き合えば悪い人間になるということ。
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