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花より団子
(はなよりだんご)
見かけよりも中味をとること。
早起きは三文の徳
(はやおきはさんもんのとく)
早起きするとその分、何か良いことがあるものだということ。
背水の陣
(はいすいのじん)
一歩もひけないような絶体絶命の状況の中で、全力を尽くすことのたとえ。
馬鹿と鋏は使いよう
(ばかとはさみはつかいよう)
切れない鋏でも使い方によっては結構切れるように、愚かな者でも使い方によっては役に立つということ。
馬鹿の一つ覚え
(ばかのひとつおぼえ)
馬鹿でも何か一つのことに熱中し、それを覚えると役には立つが、得意になってそればかりをくり返す。
鳩に豆鉄砲
(はとにまめでっぽう)
突然の事にびっくりして、きょとんとしているさま。
馬鹿も休み休み言え
(ばかもやすみやすみいえ)
くだらないことを言うのは、いいかげんにやめろということ。
拍車をかける
(はくしゃをかける)
物事の進行を一段と速めることのたとえ。
化けの皮が剥がれる
(ばけのかわがはがれる)
隠していた本性があらわになること。
裸一貫
(はだかいっかん)
財産や元手が何もなく、頼りになるのは自分の健康な体だけであること。
張子の虎
(はりこのとら)
肩書きだけで実力がないくせに虚勢を張るもののたとえ。また、首を振る癖のある人。
蜂の巣をつついたよう
(はちのすをつついたよう)
大騒ぎになって収拾がつかないさま。
話し上手は聞き上手
(はなしじょうずはききじょうず)
本当に話のうまい人は、他人の話を聞くのもうまいということ。
破竹の勢い
(はちくのいきおい)
勝負事で勝ち続ける人やすごい勢いで進撃する軍隊などをさして言う言葉。
掃き溜めに鶴
(はきだめにつる)
つまらない場所に、似つかわしくない美しいものや優れているものがあること。
箸にも棒にも掛からぬ
(はしにもぼうにもかからぬ)
ひどすぎて何とも取り扱いようがないこと手がつけられないこと。
針の筵
(はりのむしろ)
周囲の者から責め立てられて辛い状況のこと。
早かろう悪かろう
(はやかろうわるかろう)
仕事は早いが出来は悪いということ。
腹が減っては戦はできぬ
(はらがへってはいくさはできぬ)
何をするにも十分な準備が必要であるということ。
腹に一物
(はらにいちもつ)
心の中で何かたくらみを隠し持っていること。
万事休す
(ばんじきゅうす)
すべての終わり。お手上げ。
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