★ひ
百聞は一見に如かず
(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
人からいろいろ聞くよりも、自分で一度見るほうがよくわかる。
人の振り見て我が振りなおせ
(ひとのふりみてわがふりなおせ)
他人のしている悪い行いを見たら自分はどうかなと反省して行いを正しなさいという意味。
火のない所に煙は立たぬ
(ひのないところにけむりはたたぬ)
物事には必ず原因があるということ。
火に油を注ぐ
(ひにあぶらをそそぐ)
勢いのあるものにさらに勢いをつけるたとえ。
人は見かけによらぬもの
(ひとはみかけによらぬもの)
人の性質や能力は、外見からは判断できないものだということ。
人の噂も七十五日
(ひとのうわさもしちじゅうごにち)
世間の噂は一時のことで、しばらくすれば忘れられるものであるということ。
瓢箪から駒
(ひょうたんからこま)
冗談が思いがけず本当のことになってしまうこと。
左団扇で暮らす
(ひだりうちわでくらす)
利き手でない左手に持った団扇をあおぎながら、のんびり暮らすこと。
一筋縄で行かぬ
(ひとすじなわでゆかぬ)
通常の手段では思うようにいかず、厄介なこと。
氷山の一角
(ひょうざんのいっかく)
表面に現れている事柄は好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえ。
一旗揚げる
(ひとはたあげる)
新しく事業を始めること。また、一仕事して成功すること。
一肌脱ぐ
(ひとはだぬぐ)
他人のために本気になって力を貸すこと。
人の褌で相撲をとる
(ひとのふんどしですもうをとる)
他人の物を利用して、自分の事に役立てること。
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