骨折り損の草臥れ儲け
(ほねおりぞんのくたびれもうけ)
大変な思いをしたのに、全部無駄でただくたびれるだけ。

仏の顔も三度
(ほとけのかおもさんど)
どんなに温厚な人でも無法なことを何度もされれば、しまいには怒る。

棒に振る
(ぼうにふる)
それまでの努力や苦心の結果を無駄にする。

墓穴を掘る
(ぼけつをほる)
自分みずから原因を作って、自分自身を破滅に導くこと。

盆と正月が一緒に来たよう
(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)
非常に忙しいことのたとえ。嬉しいことが重なること。

吠える犬は噛みつかぬ
(ほえるいぬはかみつかぬ)
強がりを言ったり、やたらと威張ったりする者に限って、実力はないということ。

坊主丸儲け
(ぼうずまるもうけ)
坊主は元手なしで、利益を得ることができるということ。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
ある人や物を憎むと、それに関係ある全てのものも憎く思われるということ。

仏作って魂入れず
(ほとけつくってたましいいれず)
努力して物事をほとんど成し遂げながら、最も肝心なところが抜け落ちているということ。

臍を噛む
(ほぞをかむ)
取り返しのつかないことを悔やむこと。


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