金は天下の回りもの
(かねはてんかのまわりもの)
金はひとつところにとどまってはいないので、ぐるぐるまわって、めぐってくるものだということ。

閑古鳥が鳴く
(かんこどりがなく)
お店を開いていても、お客一人こなかったり商売などが繁盛しない様子。

河童の川流れ
(かっぱのかわながれ)
得意な事なのに、油断して失敗してしまう事。

飼い犬に手を噛まれる
(かいいぬにてをかまれる)
普段面倒をみたり、かわいがっていた人から、思いがけずに裏切られたり、害を受けたりすること。

可愛い子には旅をさせよ
(かわいいこにはたびをさせよ)
子供が可愛いのであれば、甘やかしてばかりではなく、逆に世の中の辛さを経験させることだ。

蛙の子は蛙
(かえるのこはかえる)
子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、の意。

火中の栗を拾う
(かちゅうのくりをひろう)
自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すこと。

金が物を言う
(かねがものをいう)
物事を行うのに、金銭によって解決できるたとえ。

壁に耳あり障子に目あり
(かべにみみありしょうじにめあり)
どこでだれが聞いているかも知れないということ。

鴨が葱を背負ってくる
(かもがねぎをしょってくる)
好都合であること。願ってもないこと。

果報は寝て待て
(かほうはねてまて)
幸福の訪れは人間の力ではどうすることもできないから、焦らずに時機を待て。

亀の甲より年の功
(かめのこうよりとしのこう)
年長者の経験や知恵は尊ぶべきであるということ。

烏の行水
(からすのぎょうずい)
入浴時間がとてもみじかいこと。

枯れ木に花
(かれきにはな)
衰えたものが、再び栄えること。また、不可能だと思われることが実現すること。

可愛さ余って憎さ百倍
(かわいさあまってにくさひゃくばい)
かわいいと思う気持ちが強いだけに、ひとたび憎いと思うようになったらその憎しみは非常に強くなるということ。

堪忍袋の緒が切れる
(かんにんぶくろのおがきれる)
我慢の限界を超えること。


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