★ね
猫に小判
(ねこにこばん)
値打ちのわからないものがもっていても、何の役にもたたないこと。
猫に鰹節
(ねこにかつおぶし)
過ちが起こりやすい状況や油断のならないたとえ。
寝耳に水
(ねみみにみず)
不意の出来事や知らせに驚くことのたとえ。
猫の手も借りたい
(ねこのてもかりたい)
非常に忙しく、働き手が不足している様子。
猫を被る
(ねこをかぶる)
本性を隠して大人しそうに振る舞うこと。
猫も杓子も
(ねこもしゃくしも)
だれもかれも。なにもかも。
寝た子を起こす
(ねたこをおこす)
ようやくおさまった問題に余計な口出しをして、再び面倒を起こすことのたとえ。
根も葉もない
(ねもはもない)
まったく何の根拠もないこと。
寝る子は育つ
(ねるこはそだつ)
よく眠る子は、健康ですくすく成長するということ。
年貢の納め時
(ねんぐのおさめどき)
悪事を働いた者が、捕らえられて罪に服する時。また、物事に見切りをつける時。
念には念を入れよ
(ねんにはねんをいれよ)
十分注意したうえに、さらに注意せよということ。慎重に物事を行えという意味。
鼠が塩を引く
(ねずみがしおをひく)
ものが少しずつ減っていき、すっかりなくなってしまうことのたとえ。
念力岩をも徹す
(ねんりきいわをもとおす)
どんなことでも一心に行えばできないことはない。
根を断って葉を枯らす
(ねをたってはをからす)
災いの原因を取り除き、改革すること。
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