★さ
猿も木から落ちる
(さるもきからおちる)
猿も木から落ちることもあるように、どんなに得意でも失敗することはある。
賽は投げられた
(さいはなげられた)
事ここに至ったうえは、結果はどうなろうとも断行するほかはない。
塞翁が馬
(さいおうがうま)
人生の禍福は転々として予測できないこと。
触らぬ神に祟りなし
(さわらぬかみにたたりなし)
めんどうなことは関わるない方がいい。
先んずれば人を制す
(さきんずればひとをせいす)
他人よりも先に物事を実行に移せば、有利な立場に立つことができる。
三人寄れば文殊の知恵
(さんにんよればもんじゅのちえ)
凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵が出るものだということ。
三度目の正直
(さんどめのしょうじき)
一度目や二度目は当てにならないが、三度目は確実であるということ。
去る者は追わず
(さるものはおわず)
去っていく者は、無理に引き止めないこと。
鯖を読む
(さばをよむ)
自分の都合のいいように、実際より数を多くしたり少なくしたりしてごまかすこと。
匙を投げる
(さじをなげる)
救済や解決の見込みがないとして手を引くこと。
策士策に溺れる
(さくしさくにおぼれる)
策士は、策略に頼りすぎてかえって失敗すること。
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