★た
棚から牡丹餅
(たなからぼたもち)
たまたまあいていた口の中に棚から牡丹餅が落ちてくるように、思いがけずよい目にあうこと。
大は小をかねる
(だいはしょうをかねる)
大きいものは、小さいものの役割をはたすことができる。
短気は損気
(たんきはそんき)
短気を起こすと、結局は自分が損をするということ。
高嶺の花
(たかねのはな)
あこがれるだけで、手に入れることのできないもの。
宝の持ち腐れ
(たからのもちぐされ)
役に立つものや優れた能力を持っていながら利用しないこと。
立つ鳥跡を濁さず
(たつとりあとをにごさず)
立ち去る者は、きれいに後始末すべきであるという教え。
立て板に水
(たていたにみず)
すらすらとよく話すことのたとえ。また、立て続けにしゃべること。
多芸は無芸
(たげいはむげい)
多方面に通じている人は何事も中途半端で自分の芸といえるものがないということ。
高みの見物
(たかみのけんぶつ)
物事の成り行きを、第三者として傍観すること。
多勢に無勢
(たぜいにぶぜい)
大勢の敵に少人数で対抗しても勝ち目はないということ。
狸寝入り
(たぬきねいり)
都合の悪いときに、眠ったふりをすること。
旅は道連れ世は情け
(たびはみちづれよはなさけ)
辛い旅でも道連れがいれば心強い。互いに思いやりをもって助け合うことが大切であるということ。
玉に瑕
(たまにきず)
申し分ないほど立派だが、ほんのわずかの欠点があること。
玉の輿に乗る
(たまのこしにのる)
女性が富貴な人の妻になること。
高を括る
(たかをくくる)
大したことはないと、安易な予測すること。
(C)ことわざの森