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灯台下暗し
(とうだいもとくらし)
灯台のすぐ下が暗いように、自分の近くのことはあんがい見えにくい。
頭角を現す
(とうかくをあらわす)
才能や学識が人より一段と優れていること。
毒を食らわば皿まで
(どくをくらわばさらまで)
一度悪事を犯したものが、開き直って悪の限りを尽くすこと。
毒を以て毒を制す
(どくをもってどくをせいす)
悪事・悪人を除くのに、他の悪事・悪人を利用すること。また、難病の治療に強力な薬を用いること。
年寄りの冷や水
(としよりのひやみず)
年寄りが年齢にふさわしくない行動をとること。
時は金なり
(ときはかねなり)
時は貴重であるからむだに過ごしてはならないということ。
とどのつまり
(とどのつまり)
結局。つまるところ。
鳶が鷹を生む
(とびがたかをうむ)
平凡な親から非凡な子が生まれることのたとえ。
鳶に油揚げをさらわれる
(とびにあぶらあげをさらわれる)
大切なものを不意に横取りされること。
虎に翼
(とらにつばさ)
ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ。
捕らぬ狸の皮算用
(とらぬたぬきのかわざんよう)
不確実なことを当てにして計画を立てること。
虎の威を借る狐
(とらのいをかるきつね)
他人の権勢をかさに着て威張ること。また、そのような人。
団栗の背比べ
(どんぐりのせいくらべ)
どれも平凡で、たいして差のないこと。
飛んで火に入る夏の虫
(とんでひにいるなつのむし)
自分から進んで危険や災いに飛び込むこと。
遠い親戚より近くの他人
(とおいしんせきよりちかくのたにん)
いざという時には、遠くにいる親戚よりも、近所の他人の方が頼りになるということ。
所変われば品変わる
(ところかわればしなかわる)
土地が違えば、風俗や習慣、言葉などが違うこと。
屠所の羊
(としょのひつじ)
不幸に遭って気力や意欲をなくしているもののたとえ。人生のはかないことのたとえ。
飛ぶ鳥を落とす
(とぶとりをおとす)
権力や勢力が強く盛んなこと。
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