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藪をつついて蛇を出す
(やぶをつついてへびをだす)
しなくていいことをして災難にあうこと。
焼け石に水
(やけいしにみず)
努力や援助が少なくて、何の役にも立たないことのたとえ。
痩せの大食い
(やせのおおぐい)
やせているのに大食であること。
焼きが回る
(やきがまわる)
年をとるなどして頭の働きや腕前など、能力が衰えてにぶくなること。
藪から棒
(やぶからぼう)
突然に物事を行うさま。
病は気から
(やまいはきから)
病気は、その人の心の持ち方しだいで軽くもなるし、また重くもなるということ。
病は治るが、癖は治らぬ
(やまいはなおるが、くせはなおらぬ)
病は治るが、長い間かかってついた癖は急にはなおらないということ。
柳の下の泥鰌
(やなぎのしたのどじょう)
一度うまいことがあったからといって同じところで同じようなうまいことは二度とないということ。
焼け野の雉子 夜の鶴
(やけののきぎす よるのつる)
親が子を思う情の深いことのたとえ。
安物買いの銭失い
(やすものがいのぜにうしない)
安物を買えば長持ちせずかえって高くつくというたとえ。
柳に雪折れなし
(やなぎにゆきおれなし)
柔軟なものは弱々しく見えるが、かえって剛直なものより持ちこたえるというたとえ。
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